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サマーフィルムにのってのHKのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.0
ティーンが主役の青春ドラマはまず観ないんですが、座頭市が大好きな女子高生映画部員が時代劇を自主制作する話とあって、実はずっと気になっていました。

で、ようやく観ましたが、小学生のころ観てたNHK少年ドラマシリーズ(『タイム・トラベラー』『夕ばえ作戦』『なぞの転校生』あたりを覚えてます)みたいでしたね。
タイムトラベル要素もあったし。
でも思ったより時代劇への想い入れがモノ足りず残念。

制作ネタ物は『アオイホノオ』やアニメの『映像研には手を出すな!』なんかは楽しんだクチなんですが、それらに比べるとオタク度もエンタメ度もずいぶん下回りました。
描き方が全体的に表面的な印象。

で、やっぱり私の苦手な青春モノの要素タップリ。結局色恋かよ~というか。
まあそれはオマエが年喰ってトキメキを失くしたジジイだからだと言われると、そのとおりなんですが。
主役の少女たちが不自然に美少女すぎないのはマル。

しかし今さらですが、今や映画部の撮影もスマホなんですね。
8ミリの時代はビデオカメラが出回り始めた時も夢の新技術に思えたのに、スマホひとつで個人が映画を観たり撮ったりする時代なんて、それこそ当時からすると未来のSFネタですね。
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