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サマーフィルムにのってのSIのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
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2023.2.11
自宅TVにて鑑賞

時代劇オタクの女子高生は未来から来た青年と出会い、皆で自主制作映画を作ることに。映画部ラブコメ勢から妨害されたりしつつ撮影を進めるが、未来には映画が無いことが明かされる。それでも前向きに撮影を終えるが、上映会中にラストシーンに違和感を感じた主人公は、体育館でライブ追撮を実行。「愛するからこそきちんと向き合う」ことが時代劇の本質だと気付いた主人公は、剣戟の中で恋していた青年に告白しつつ映画の未来を託す。

ラストのライブ追撮はビッグサプライズ。
結局時代劇の本質とは何なのか、が明かされる中での展開で、クライマックスを成立させている。一貫性の気持ちよさがある。

演出は堅実。
金子大地がきちんと動けており好印象だった。
伊藤万理華は流石に厳しいような。

大絶賛されるほどではないです。
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