シャラマン映画はミステリーサスペンスものではあるものの"出オチ"からどこまで逃れられるかというところに面白さがある、まさに設定の妙が魅力な監督なのだが今作は割と完走までこぎつけられた作品だった。
今作は人にタイムラプスを使ったらという面白アイディアから始まるが話の展開が多いため最後まで楽しめる。人間の死の間際の会話である終盤の描写は本当に良いシーンで。。。人によっては結構真剣に人生を見つめ直すきっかけになるような作品になるのかも。
トワイライトゾーンを参考の一つに挙げているそうだが、彼の作品はまさにトワイライトゾーンそのもので"楽しいひととき"を味わうにはもってこいの監督だなと。決して大興奮するような作品じゃないし、スクリーンに齧り付いて眺めるような作品でもない安定のシャマラン映画といった感じなのだが、シャマラン作品こそ映画の楽しみそのものなんじゃないかと思う。
まあツッコミ出したらキリがないにしてもラス落ちはちょっとなあ、無理があるというか。そらそうだろ！と。。。でもまあそんな事はどうでもいいと思わせる、まさにシャマラン映画の"楽しいひととき"のための作品。だってシャマランだって多分気づいてやってんだから笑
