このレビューはネタバレを含みます
シャラマンの作品にしてはどこかヒューマニックな哀愁があるシーンが印象的な映画。
美しい海を舞台に、ビーチに訪れた老若男女がどんどん年老いてゆく。人が経験する一生を24時間で体験してしまうほど。
今回、敵という敵はいないのだがそこがまた本作の行く末を難解にさせる。
磁場の影響で時間の進みが早いビーチ。
この自然現象を逆手に取り本来何年もかかる治験を行っていた製薬会社。
という設定だけでもシャラマンにしては現実的なのではないでしょうか笑
個人的には主人公夫妻が老年、焚き火を囲み互いを想い合うシーンが印象的でした。