オールドのtwitwilightsのレビュー・感想・評価

「エリザベート1878」を観て思い出したのが本作。
もちろん、ヴィッキー・クリープス繋がりなのだが、両作の”老い”への対峙描写が近い気がした。

人生のある到達点で掴む真理に比べると、老いることで派生する大抵の悩みはちっぽけなものなのだと。

シャマラン作品の中でも評価が低いような気もする本作だが、バカンス映画贔屓の自分にはたまらない一作だ。

アートデザインや撮影技法にも、ヒッチコックをはじめとした映画オタク成分が炸裂している。