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パリの調香師 しあわせの香りを探してのRMのレビュー・感想・評価

4.2
共感できる部分があって、このタイミングで見てよかった。エンドロールのタイミングで凄く泣けてきた。

ひとつは、自分の苦手なこととか嫌な部分に向き合う難しさ。変わりたいって思うけどなかなかできないもの。アンヌが夜にクラブに思い切って行ってみるシーンなんかは胸が痛いくらい共感できて、そうそう、どう殻を破ったらいいのか、一歩踏み出すものの二歩目って分からないんだよなと胸が締めつけられた。

ふたつめは、人には誰しも秀でた能力があってそれを見つけられるのは素晴らしいなってこと。そんなの知ってる人って世の中にどのくらいいるんだろうね。さらにそれを仕事に活かしている人なんて少ないよね。
自分の得意なこと、薄々分かるけどちゃんとそれを力にして行動したいなと思った。あとは、人生の大きな方向転換はいつでもできるってこと。新しい道に踏み出すのに遅すぎることはないんだよねって再確認して、ポジティブな気持ちになれた。
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