このレビューはネタバレを含みます
偶然とても良い映画に出会えて、嬉しくなった。
香水業界とか、調香師とか、正直知らない世界だった。
匂いを仕事にすることは結構エネルギー使ってしんどいだろうなと漠然と思いつつも、香りの仕事という響きに憧れる気持ちがとまらなかった。そういえば自分は“香り”に対して、なぜか五感の中では一番無頓着な気がした。香水は持ってるけど、たくさんは持ってない。
アンヌは好きと才能が一致しているんだろうな。一度成功してもなお、まだ香水を作りたい夢がある。
主人公の2人は、凸と凹というより、凸と凸な印象。2人とも、人間としての不器用さがとってもリアル。
終わり方。夢が輝いてた。気持ちのよい描写。