傷を負った者通しの連帯。
生と死。イカの塩辛と蛆虫。
荻上直子の作品なのでなにかしら重いんだろうなと思ってたけど、予想以上に突っ込んだテーマだった。
『怒り』での松山ケンイチと重なりながら
荻上ワールドの住人たちによってケアされ、ケアしていく物語。
あのUFOみたいな凧のシーンすごく感動しました。そしてラストも。
ムロツヨシの独白がすべてな気がする。
存在を認め、許し、気にかけること。
人に優しくありたいね。
嬉しいことにたまの知久さんが出てた。
彼の「死んぢゃってからも」を聞きながら帰りました。「学習」も。