このレビューはネタバレを含みます
ふたつの高架が奥にずっと伸びていて、廃棄されたものたちは高く積まれていて、そこにちょこんと座って鍵盤ハーモニカをふいているキミのシーンとても素敵だった。
通りかかったヤマちゃんも子供に対してごく自然に“どうも”って言ってたのもちょっとクスッとしてよかった。
すき焼きのシーン楽しかった。愛犬に200万のお墓を用意する余裕なんて到底ないけどすごく楽しそうだった。お化けのおばあちゃんもいるし。いい匂いに釣られてみんな大集合しちゃう。
妊娠出産をどこか生々しくてグロテスクと感じてしまう感性って存在してるんだ。動物的に感じるから…直感的にそう思うとしか言えなくて言語化できてなかったけどそうなのかもしれない。
送り方は色々ある。
佐々木さんの耳首もとのアップのシーン。戻ってタクシーの車内。からの“どーーん!”笑
遺骨との向き合い方。
死んでいくときにどこを向いているか。堤下さんはきっとどの仏様にも丁寧に向き合ってるんだろうな。
最後は上等な塩辛の壺に収まってたなー。
イカの凧。
お坊さんと風船ガム。