毎回そこそこハマる荻上直子作品なのに、今回はハマらなかったんだが、ただ観るタイミングが違ったっていうだけかも。こんなに深刻なのにホノボノしてる感じが妙に引っかかった。今は。
何かしらの喪失感を抱えているときに、そこの隙間を埋めてくれる作品だと思う。隙間にも色んな形があるから、コレ見て救われない時だってあると思うけど…でもどんな状況であれ、美味しくご飯が食べられる幸せというのは不変なので。小さな幸せで保つこと…忘れないでおきたい。
不幸にそれを救うだけの環境と世界観。こんなやつおらんやろ、って思ってしまった。生々しさとファンタジーさが釣り合わない。言いたいことは伝わるが、伝え方が詩的すぎて救われない感じ。
とりあえずでも、塩辛は買って食べました。
