予告から想像したほどのシュールさはなく、回復プログラムも2つ3つあたりまではいいのですが、次第に特に目的も関連性もなく、脈絡なく続くことに飽きてきます。
代わって中程からちらほらと挿入される記憶喪失には異質な行為が、ああそういうことかとわかり始め、あとはじゃあなぜそんなことをするの?とオチを待つだけになってしまいます。
で結局、カセットテープやポラロイドなどのアナログ機器、懐メロ、ツイストといったアンチテクノロジーのディストピア的近未来感はどこかへいってしまい、感傷的で叙情的な結末だけが残る映画となってしまいました。
「ネタバレレビュー・あらすじ・シュールな近未来か?アンチテクノロジーか?」
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