ausnichtsさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.0

映画の冒頭、「This is not based on a true story.」と出ます。即座に「not based on」に取り消し線が引かれ、そして取り消された文字が消えてしまいます。残るのは>>続きを読む

コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

3.0

コンフィデンスマンJP初心者です。

何も知らなくても、何も考えなくても、最後まで楽しめます。映画が全て教えてくれますので疲れることもありません。

でも、この映画の仕込みを読むのは100%無理でしょ
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怒り(2016年製作の映画)

-

DVD鑑賞です。
原作を読んでいますのでスルーしていたのですが、DVDで見てみましたら後半は結構よかったです。

特に宮﨑あおいがよかったです。

原作との関連でいえば、確か刑事の北見(三浦貴大)を描
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.0

パリのル・ブルジェ空港での亡命シーンは静かな緊迫感があり集中して見られますが、そこまでの、幼い頃、17歳からの数年、パリ公演の数週間の三時代のフラッシュバック的編集が煩雑でなかなか映画のリズムが生まれ>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ監督の「街のあかり」「希望のかなた」のパクリのような邦題は配給の戦略(笑)? と思わせる、原作がクレメンス・マイヤーさんの短編集『夜と灯りと』に収録の映画。原題は、原作と同じ『通路に>>続きを読む

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.0

水谷豊さん、「相棒」の宣伝映像などでちらちらと見ているくらいで、ちゃんと見たのはこの映画が初めてです。脚本も水谷さんのもので完全にオリジナルだそうです。

冒頭の事故までのシーンはよかったです。

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主戦場(2018年製作の映画)

3.0

これは映画というよりもビデオ論文みたいなものです。だからダメという意味ではなく、ミキ・デザキ監督の論文を読んだ(映像作品で見た)という感覚の映画ということです。

論文という意味では、慰安婦問題に関し
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.0

ジョン・キャラハンさん、21歳で事故にあい、32歳の時にポートランドの新聞ウィラメットウィークにその風刺漫画が掲載され始めたようですので、およそ10年くらいが描かれていることになります。

テーマ上そ
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エマの瞳(2017年製作の映画)

3.0

大人の恋愛ドラマ、いや、恋愛に大人も子どももありませんので、ごく普通に恋愛ドラマです。ただ、女性の設定を視覚障害者にしていますので、自ずとそこに映画の主題があるということになります。

率直なところ、
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.0

聖人を思わせるラズロの澄んだ瞳があっての映画です。

感動するところはありますが、基本宗教的な寓話ですのでさほど強く訴えてくるところはありません。

斜に構えた見方をすれば、騙されていても牧歌的な村の
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.0

物語の運びも登場人物もねじれが足らず、まっすぐです。

映画としてはちゃんと作られていますし、最初の殺人が起き、探偵が登場し、怪しい人たちがいて、ついに犯人が逮捕され、でも第二の殺人が起きてしまい、じ
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12か月の未来図(2017年製作の映画)

3.5

ここまでやるならドキュメンタリーで撮るべきかとは思いますが、過剰のものがなくシンプルでいい映画です。

ただ、子どもたちの個々の顔はあまり見えず、フランソワの映画なんだろうと思います。恋愛エピソードも
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

5人の男女の恋愛模様を2時間見続ける映画です。

って、ちょっと嫌味っぽく聞こえるかもしれませんが、そうでもなく、5人皆うまいですし、丁寧に作られていますし、(おそらく)今泉力哉監督のやろうとしている
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.0

「Conversion therapy」矯正セラピーと訳されていますが、同性愛者や両性愛者を異性愛者に矯正するという、いったいいつの時代? と思うような話ですが、原題(Boy Erased)と同名の回>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.0

スクリーンは4:3のスタンダードサイズ、ほとんどすべての画がフィクス、それもかなりのこだわりの構図でこれ以外の切り取りは許さないくらいの意志が感じられます。トラー牧師(イーサン・ホーク)の内省的な映画>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

薬物依存の息子ニックとその父親デヴィッドの果てしない葛藤物語です。最初から最後まで、一時は薬を断とうとしますが、またすぐに手を出すという繰り返しで、まったく出口の見えない映画です。

父と息子、それぞ
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悪と仮面のルール(2017年製作の映画)

-

もちろんDVD鑑賞です。

人間存在の不条理を描く重厚なドラマかと思ったら、メロドラマでした。

https://www.movieimpressions.com/entry/akutokamen

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

3.0

高良くん、力が入りすぎています。それに、どちらかといいますと「月と雷」とか「横道世之介」といった現代もの向きです。多部未華子さんは着物が似合っていしましたし、いい感じでした。

30分の大立ち回りも殺
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

2.0

タイトルの「ザ・プレイス」は舞台となるカフェの名前でもあり、ワンシチュエーションですからここですべてが進みます。このカフェにひとりの男がいます。座りっぱなしです。そこへ次から次へと老若男女がやってきて>>続きを読む

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

2.0

なぜ今、麻雀放浪記? とは思いますが、おそらく企画者の中に麻雀ゲームにはまっている人がいるのでしょう(笑)。なので、この映画、阿佐田哲也著『麻雀放浪記』を期待して見にいってはいけません。

ああ、なん
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.0

映画の原題も原作も『Film Stars Don't Die in Liverpool』、直訳すれば『映画俳優はリヴァプールでは死なない』ですか…。邦題は例によって(笑)ラブストーリーを強調しています>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.0

映画としての出来はあまりよくないです。実話ベースということもあるのでしょうが、真実と銘打ちながらもほとんど突っ込んだ描写はなく、ナイト・リッダーの記者二人が政府内の情報提供者から情報を得るところは何シ>>続きを読む

チャンブラにて(2017年製作の映画)

3.5

主人公のピオくん、十代前半くらいの少年で、いわゆる演技素人ということなんですが、その眼力といい、存在感といい、そのへんの子役の比じゃないです。このピオくんがいなければ存在していないような映画です。自然>>続きを読む

空の瞳とカタツムリ(2018年製作の映画)

2.0

いつになったら女性は脳内男性から開放されるのだろう

https://www.movieimpressions.com/entry/soranohitomito

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

予告編ではコメディっぽい印象を受けたのですが、笑えるところはまったくなく気分が悪くなるような映画でした。これがアメリカの1960年、70年あたりの現実であり、また現在でもその根がなくなっているわけでは>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

4.5

「たちあがる女」なんてもんじゃないです。「Woman at War」まさしく「たたかう女」です!

ただ直球勝負ではなく硬軟織り交ぜて作られており、とてもバランスがよく、面白いですし、考えさせられます
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.0

ひとりの女性がイギリスの田舎町に本屋をひらく、ただそれだけ話なんですがかなりよかったです。ゆったりしたリズムと間合い、そしてなんといっても、その女性フローレンスをやっているエミリー・モーティマーさんが>>続きを読む

サンセット(2018年製作の映画)

3.0

この映画のコンセプトは、想像するに、見る者を混乱させることにあるようです。台詞、映像、音、どれをとっても、説明を拒否するどころか、逆に混乱させることを意図した情報が提示されます。

本人へのインタビュ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

アルフォンソ・キュアロン監督のクレオ(Liboria “Libo” Rodriguezさん)への愛情の深さを感じる映画。

監督自身がこの映画は「90%が私の記憶」であり、その「3年の記憶を10ヶ月」
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まく子(2019年製作の映画)

3.0

前半はかなりよかったです。

じゃあ後半は? ということになってしまいますが、まあ映画に求めるものの違いということになるかも知れません。

この映画の前半はほとんどサトシ(山崎光)とコズエ(新音)のシ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.5

内容以前にと言いますか、いやいや、当然内容も関わってくることですが、映画に緊張感が感じられません。それは、映画に意思が感じられないという意味で、つまり、作り手の思いが伝わってこないということに等しく、>>続きを読む

あなたはまだ帰ってこない(2017年製作の映画)

4.0

映像処理とマルグリットをやっているメラニー・ティエリーさんの演技とほぼ全編に入る本人の語りでとてもうまく原作のイメージを表現しているように思います。

メラニー・ティエリーさん、つい先日見た「天国でま
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.0

映像的にはロマンチシズムの香りがします。ふと「レ・ミゼラブル」が思い浮かぶようなクラシカルでロマンチックなフランスっぽい映画です。ただ、物語自体は第一次世界大戦というヨーロッパを疲弊させた戦争後の話で>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

この映画が作品賞に選ばれた時、スパイク・リー監督が席を蹴ったとか、ドン(ドク)・シャーリーさんの兄である Maurice Shirley さんは『弟はトニーを友達だと思ったことはないし、トニーは制服と>>続きを読む

ナポリの隣人(2017年製作の映画)

3.0

何も読まずに見たせいか最後まで焦点の定まらない映画でした。終わってみれば、ああ、父娘の話だったのねとわかるのですが、思えば、冒頭娘のシーンから入ったことで気づくべきでした。それに、唐突に起きる隣人家族>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

かなりよくできた映画で、最初の1/4くらいで映画の枠組みを提示すると同時に主人公アスガーの抱える問題を適度に暗示して惹きつけておき、続いて本題の誘拐事件を小出しにして想像力を掻き立てて引っ張り、そして>>続きを読む

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