せーのん

バイク泥棒のせーのんのレビュー・感想・評価

バイク泥棒(2020年製作の映画)
3.1
第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020作品

ロンドンで暮らすルーマニア移民の男はデリバリー業で家族を支えているが、生活が苦しさを増すなか、命の綱であるバイクを盗まれてしまう。
物語前半は、主人公の仕事や家族の生活が描かれています。
生活には、なくてはならないバイクを盗まれないように鍵まで新調したのにあっけなく盗まれてしまったことに唖然としてしまいます。
バイクが盗まれてしまったときの主人公の焦りというか危機感がものすごく伝わってきます。
何とかして見つけようと試みるも移民ということが壁になって思うようにいかず段段と追い詰められていきます。
バイクが盗まれたことにより移民としての行き辛さが描かれていて良かったんですが、ラストがちょっともやっとします。
このタイトルってそういう意味だったの?って思ってしまいました。
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