アジアから見たオーサカ、ニッポン。
日本人としては耳が痛い所ばかりをガシガシと突ついてくる二時間半だが、外国人の眼を通さなければ浮かび上がってこない日本の現状・問題点といったものは特に描かれておらず、全くの新しい視点や気付きを得るには至らなかった。
慣れない土地で知り合った異邦人同士が心の繋がりを得る中、日本人で徳島出身のマユミもその一人として描かれているのがポイント。同時期に公開された、東京を舞台に迷える若者達を扱った群像劇『スパゲティコード・ラブ』とも共鳴する。こっちの方がよっぽどスパゲティコードしてたけど。
一介の刑事と日本語講師の夫婦があんな立派なマンション、窓からの景色を見るかぎりタワマン、に住めるのはリアルじゃないっスね🤨