Ryo

ある職場/些細なこだわりのRyoのレビュー・感想・評価

ある職場/些細なこだわり(2020年製作の映画)
3.2
ホテルで起きたセクハラ事件を実話ベースにディベート形式で段取りはあるもののセリフは役者さんの言葉を発信したという作品。ザ日本文化の悪しき習慣が見事に詰まっていて本当に苦しかった!セクハラもあるあるだし、被害者が社内の同調圧力やSNSの誹謗中傷の対象になってしまうという二重のハラスメントにより声を上げにくくなってしまう。

自分がどの立場から見るかで何が正義かも変わってくるし、パワハラに近い経験で泣き寝入りせざるを得ない現状に深く共感してしまった。

映画を見た後に誰かと論じたくなるので映画祭のQ&Aがあってよかった。
Ryo

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