このレビューはネタバレを含みます
主演3人の表情の演技が素晴らしかった。お風呂のシーン、寺島しのぶの剃髪のシーン、トヨエツの軽薄さ、広末涼子の肝が据わっている妻も、よかったなあ。諦めるには出家するしかなかったなんて、3人とも辛かっただろうなあ。誰も幸せにはなれないよなあ。最後に3人で会うシーンは切なかった。本当に2人は仲良くなれそうだったな。
そんな濃い三角関係、今はないだろうなあ。なぜかわからないけど、傷つけ合ってまで深く関わるなんて、なかなか出来ないと思う。
そんな父親のことを客観的に書いて小説にした娘さん、凄いな。