このレビューはネタバレを含みます
この時勢に合わせての、リモート飲み会で起こる恐怖という設定はすごく良かったけれど、ホラー演出に関しては色々とツッコミどころがありすぎて没入は出来なかった。
途中で出てくる7つの大罪に関しても奈菜(武田玲奈)かフミ(小西桜子)が「この呪いを作り出した人への当てつけだ…」という発言をしていたけど、いや、呪いを作り出したのは殺されてしまった鮫島じゃないの?そしてこの7つの大罪を血で書き殴ってるのは鮫島だよね?どういうこと?、と困惑。
7つの大罪の流れ必要だった?って感じ。
あと裕貴(林カラス)のセリフが余りにも語り口調すぎて、裕貴が話せば話すほどなんだか冷めてしまった…笑
奈菜もフミも亮(濱正悟)も、肝試しなんかに行った裕貴と鈴(鶴見萌)とあゆみのせいであそこまで巻き込まれてて可哀想だし、何よりも本当に善意で救おうとした奈菜の兄(佐野岳)と、たまたま現場に現れてしまった管理人(しゅはまはるみ)まで巻き込まれたのが本当に可哀想。ホラーって大概が理不尽なものだけどさ…。
ただ、ああやって次から次へと無意識のうちに呪いの宿主を作っていくっていう終わりだけは良かったかな。