ミク

皮膚を売った男のミクのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
4.0
背に腹は変えられないってこと?背中だけに…
たくさんの美術品の間を通り、自ら展示場所へ向かう背中がなんとも不思議な感覚。この時の主人公は人なのかアートなのか。タトゥーを彫って以降、歯を食い縛るような葛藤がじわりじわりと伝わり苦しい。自由を手に入れたようで、自由ではない。
イスラム国と難民、アート界へ、全方面に皮肉の効いた面白い作品。
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