夢はポケモンマスター

皮膚を売った男の夢はポケモンマスターのネタバレレビュー・内容・結末

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

題材はすごく良かったと思う。
メッセージ性も多方面に強くて感じ方は人それぞれだと思うけどシリア難民の事や故郷のラッカを知らないのでその背景が分かればもっとこの作品を深くまでさぐれたのではと思う。
政治や歴史関連には疎いのどうにかしたいな。

「人」だと自由に行き来もできず、自由に発言することも出来なかった主人公が、「芸術」もとい「商品」になる事で自由を得られたその代償があまりにも残酷。
奴隷売買ってこんな感じなのかなぁと。

最後の方に主人公が過激派に撃たれるシーンのソラヤの涙は彼の命に対するものだったのか、商品に対するものだったのか…
結果的にはハッピーエンドだけど