ATSUSHI

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのATSUSHIのレビュー・感想・評価

1.4
ファンメイドに負ける公式って(笑)


まず僕のシリーズに対する想いから始まるけど、当時小学生ミラ様のシリーズから始まった。その後に原作ゲームに触れるようにもなったので一般的なファンとはまったく違う切り口から入った。ステイホーム推奨をきっかけにPS4も購入してより深くこのシリーズを吟味していって今に至る。つまるところ、ポールW.S.アンダーソンもゲームもどっちのファンだって事。

映画化作品としてはリブートという事になるだろうけど、そもそも皆々ミラ様のシリーズを嫌うところから始まって頑なに軌道修正しようとする底意地の悪さが嫌い。それでいてゲームの世界観をメインにと意気込んだ割には、たかが知れた出来で最早とんだ笑い草。そもそもバイオでテンポ悪いとか話にならない。
スタッフインタビューも覗くたんびに頑張りましたアピールばかり鼻に付くけど、もはやいか実がなってないか。

舞台設定、小道具は限りなくゲームに寄せました
⇒まず1番先に目が行くところがなってない。

これまでと違って恐怖演出にこだわりました
⇒スペンサーマンション内は暗いだけで恐怖以前に見辛くてイライラ。メインホールはブルースクリーンを用いてるようだけどなんであんなに安っぽいの?

何度でも言わせてもらうけどジルは黒人じゃないし、あんなケバいマニキュアだってしない!クリス、ウェスカーだってせっかくマッチョで見た目こそ似てるのに、脚本がコレなのでキャラクターはまるで活かせず。
カヤ・スコデラリーオも似てないけど、芯のあるヒロイン像としてはそれなりに説得力のある選出。あと見どころといえば、ラストのトム・ホッパーの筋肉ぐらい?

そして問題のあいつ。あんなのはレオンと呼ばせないけど演じてるAvan Jogiaの受けたバッシングも相当で、可哀想なことにSNSも一時シャットダウンにまで追い込まれた。とにかく俳優に罪はない。こういう事態を見据えないキャスティング側はいったいどう責任を取るのか。


長々としてまた性格の悪い文章になってしまったが、自分も長年のファン故にという事なんで。
さあさあ、早く『ヴィレッジ』のゴールドエディションやりたいな!