まったく乗れず…
映画うんちくやブラック現場でコーティングしてるけど基本はキッズ向け俺TUEEEをやろうってことだったんだと思う
ド陰キャオタクの挫折なき成功譚が口に合わな過ぎてぜんぜん駄目で途中で帰ろうかと思ったくらい辛かった…
映画編集大好き陰キャくんのイメージ空間カッティングバトルシーンも厨二病過ぎて痛々しいし…YouTuberになりたい若者には響くのかもしれんが…ていうか監督と主演女優が編集室にこもって最終調整したフィルムって普通に気持ち悪くないか？？？映像制作が仕事の人間だったらえ…キモ…となるのが普通な気がするんですが…セクハラだよ
ポンポさん始めアニメ体型デザインのメインキャラたちはそういうリアリティラインなのだ！ということで成立していて良かった ポンポさんが動くと入るSEも良かった アニメーションの出来や演出はめちゃ隙がなくて素晴らしいし音楽も良いタイミングで入るのでぶっちゃけ泣けましたけど…
でもなあ…欠落している人間じゃないと物作りできない理論にはNGと言いたい 欠落人間全肯定物語で俺TUEEEやってもダメ人間ヨシヨシ映画じゃん結局と思ってしまって無理なんだよな…な〜にが「切る！」やねん 自己犠牲してる俺に酔ってるだけに見えて寒いっすよ…でも両脇に座ってた若い女のお客さんは泣いてたみたいだから響く人には響くのかもしれんが…女優志望だったのかな？
スイスでの撮影シーンのヤギ小屋前の芝居がとんでもなく上手かったんだけどあれはどなたの仕事なんでしょうか…反復横跳び上手すぎた
それにしてもなあ…こういう映画見て気持ちよくなっちゃってるお客さんの気持ちはぜんぜん分からん…撮影現場でなんのトラブルもなく解散なんてあり得ないし、編集を監督ひとりでやり続けるなんて予算ついてる映画でやるべきでないし(自主製作ならやればって感じだけど)銀行マンと顔見知りだからって追撮費用が簡単に下りるわけないのに…でも良いカットからは電流出たり風が吹いたりするのはほんまやで☺️
まあアニメがうまいもんな〜でも美しいものだけ描いても臭いものに蓋って感じで逆に醜悪だと思うんだよな〜…もう黙ります…
