映画は誰のためにあるのか。
10年前の私はある作品で、映画に関わりたいと感じた。その理由はヒロインがとても魅力的だったからだけではなく、その作品の中に自分がいたからだったのかと今納得した。
と同時に最後の観客に届けるまでの過程を
映し出しているのが、とても好き。
俳優は撮影期間のみの関わりで
ここでどう全てを出し切るかでクオリティは変わる。それをどう活かすか殺すかは編集次第。
編集は画と身を削る作業だし、それを上手く描いている。
追加撮影を頼むシーンなんかは、背筋が凍りついた過去を思い出してしまった。
それでも映画は1人では作れない。
誰かがかけてしまうと成立しない。
だから面白いんだよな。
そしてこの最後のセリフ同様、
90分という尺に収めたこの作品に
関わった全ての人に拍手を👏
