映画が大好きで
アニメが嫌いじゃないなら
かなりオススメ。
映画制作の
キャスティング→当て書きの第一段階から
試写会に至るまでの全工程を
わかりやすく描いています。
見どころは”編集”の章。
撮影のくだりもおもしろいんですけど
いいカットだって
とんでもない名台詞だって
脚本で一番光っているシーンだって
編集で生き残れなければ
観客の目に触れずに終わるわけで。
でも何十時間、
下手したら
100時間を超える全フィルムから
絶対に必要な90分~150分程度を
選抜しなきゃいけないんですもんね。
いやあああ、無理…
もちろんアニメなので
スーパーディレクターの
ポンポさんの能力の非現実さはありますし
映画制作の汚い部分は
かなり削られていると思うんですけど。
制作陣や裏方さんの
並々ならない努力と献身の上に
数々の名作が生まれているのは間違いない、と
改めて
映画業界の皆様に心よりの感謝です。