北朝鮮の政治犯強制収容所での日系家族を描くアニメーション。
北朝鮮のシステムに飲み込まれている人間の愚かさと、そんな地獄のような環境の中でも、次第に支え合い、励まし合うようになる人々の尊さと。
人間は、こうも違うものになれるものなのか。
恐怖政治の醜さ。
あんなことをしなければ成り立たない国など、間違っている。
いつか、勇敢なリーダーの元に民衆が立ち上がり、あの国を倒す日が来るのだろうか。
北朝鮮だけではない、すべての独裁国家の国民の苦悩を想う。
そして、民主主義の国では、今、
本当に自由な発言や選択が許されているのかと、自分や世界に問いかける。
決して他人事ではない。