TIFF2020の6本目!
え…イランて大丈夫?
女性を殴るような男しかいないの?
ブラックホールの謎を解明しようとする物理学教授と、清掃員のティティが出会い、物語が始まる。
ティティ。
彼女は魔女なのか?
それともただのイカれたロマなのか?
昨日観た「ノーチョイス」と共通点が。
男に言われるがまま代理出産する女性。
そしてもちろん男がクズ。
教授が「あなたも他の男と一緒」とか言われてたけど、今まで観たイラン映画の男の中では随分まともだと思うけど。
「ノーチョイス」でも思ったけど、女性側も安易にバカクズ男の言うことを何でもかんでも受け入れるんじゃないよ。
それこそ女性自身の自立意識や権利意識をしっかり持つ人が増えないと変わらない。
でもよく考えたら、惚れた男のために貢ぎまくったり、体売ったりする女性って日本でもいるよな🤔
ティティが個性的で不思議ちゃんな雰囲気。
ついついどんな行動をするのか気になってしまう感じ。
残念なのは途中から三角関係な恋愛映画になってしまったところ。
ティティの不思議な力の設定も活かされない。
とはいえ、ラストシーン含めて不思議と見入ってしまう映画ではあった。
イランてこういう映画多いなとは思うけど、もしかするとイランという国の現状を国内にも、そして世界にも訴えかけるには映画くらいしかないのかもしれない。