東京国際映画祭ユース部門で見ました。かなり好きな作品でした。
物語の展開が〇〇して次に〇〇して、みたいなゲーム的、RPG的に非連続な作りなのですが、主人公のキャラクター性がそれをぐいぐい引っ張って滑らかなものになっていました。物語の最初と最後に係り結びの構造ができているのも爽快でした。
富の象徴としての車であったり、出稼ぎに家族をを送る側のナショナリティだったり、ポーランド語と英語を往復する感覚だったりと、非日本的な記号が多かったです。そんな異国情緒も見ていて新鮮でした。
コロナがなければアイルランドに行くつもりだったので見ていて感慨深かったです。ボーイフレンド（仮）の味が良かったです。
