赤痢

スウィート・シングの赤痢のネタバレレビュー・内容・結末

スウィート・シング(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

息子がもういないという悲しみを持つ大人たちが、子どもたちを救って一緒に楽しい夜を過ごすところはいいなと思った。
子供達は不法侵入などさまざまなやってはいけないことをたくさんやってしまっていたけど、そうする以外にないって状況がたくさんあって、優しい人であっても犯罪をしてしまう悲しい状況っていうのは世の中にたくさんあるんだろうなと思った。それを理解して
子供たち本人の持つ優しさを見て、大人たちは優しくしてくれたのかなと思ったんだけど、
やさしい男の子が撃たれたのは、大人たちの裏切りだったのか何か自分はよく分からなかったんだけど、
どちらにせよ撃たれてしまったという事実があって、苦しみながらも人に優しくしていた男の子が、撃たれてさらに悲しい状況になってしまった事はハッピーエンドとは言えない。
2人の子供たちは幸せに向かえるし、その親たちもなんとか仲良くやっていけそうに思えるけど、
その親たちのせいで(それぞれの事情はあったと思うしアルコール中毒は辛さから逃れるためにそうなってしまったのだろうから極悪とは言えないとは思うけど)2人の逃避行が始まって最終的にマルクが撃たれるという悲劇を招いたのだから
それを知らずに、大人たちは仲良くやっていくのかなって少しモヤモヤする。
赤痢

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