このレビューはネタバレを含みます
ルラの歌声、ガスパールの家のおもちゃ、青い血が少し不気味に感じてしまったけど、見進めていくとどんどん可愛い世界観が見えてくる。
前に石原さとみが人魚だったっていうドラマ見たけど、あれとは違ってルラは魚を美味しく頂いていてビックリ。
レコードを作るシーンは面白い文化だなと思った。フラワーバーガーもお洒落!メイクしたルラは超可愛い!綺麗な青いヒレのパールもすごく綺麗!
クライマックス、ガスパールが魚を買いに外出した間、ルラは隣人と居たはずなのに気づいたら病院に連れ去られてた(なぜ?)。あのままだったら何されてたのかな。新生物の研究対象?
ガスパールは海へ帰す帰す詐欺(笑)で全然お別れしないし、水族館に入れた時はワンピースのケイミーみたいに見せ物にするのかと思って酷い人かと疑った。2人で泳ぐシーンはロマンチック。
水族館のシーン、最後海に帰すシーン、所々でガスパールは水で苦しそうにするんだけど、ルラに恋に落ちて心が張り裂けたかと思った。
最後、ガスパールはルラを海に帰してもちゃんと息してたから、やっぱり恋しなかったんだと思うと、ガスパールは過去に相当傷ついてるなと思った。
初めは知らない人間に狭い浴槽に入れられて、怖かっただろうな。火事の時、ルラはベッド下で沢山泣いたんだろうな。パールのアクセサリーとか見ると思い出しそう。
個人的には、浴槽の小型モニターの感電が心配だったのと、ルラがお酒に強くて飲み干した瓶をカチ割るシーンが豪快で、でもそれが人魚の生き方で面白かった笑
フランス映画はセリフが少ない?せいか、字幕を追う余裕があるから見やすい。少しくらいフランス語聞き取れればもっも面白いんだろうな〜