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アムステルダムのtoaのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.0
ロバート・デ・ニーロが全部持っていった。心許ない人物像が多いなか、彼の言葉は腑に落ちた。

確かに怖い思想だけど、"国家を揺るがす陰謀"というほどのスリルには及ばず。というか、そちらを謳うなら将軍側から描いてくれた方が見応えあったかも。アメリカ近現代の上流社会の情勢についてもっと教養があったら深まる話なのかもしれないが。
義眼に傷にと、随所に人体への変態性を感じる描写が出てくるのは監督の趣味なのか?何かのメタファーなのか?

しっかし、役者がほんとうに豪華ですね。
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