ベルベー

アムステルダムのベルベーのネタバレレビュー・内容・結末

アムステルダム(2022年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

キャストとスタッフを揃えた時点で満足しちゃったのか、温い脚本と演出はなんとかならんかったんか〜と思わずにはいられないデヴィッド・O・ラッセルに対して。「アメリカン・ハッスル」に全然ハマれなかった身としては今更酷評しなくてもいいじゃん「ザ・ファイター」と「世界に一つのプレイブック」以降ずっと伸び悩んでないかこの監督と思ったり。ただ、ルックは良いのでそこまで不満を感じなかったのも確か。

でもクリスチャン・ベール、身体作って満足しちゃってないかと思わずにはいられない。監督も主演も見てくればっかり追求しちゃって…。アニャ・テイラー=ジョイをこんなに不完全燃焼させている映画初めてかも。いかん、結局ディスってる…デ・ニーロは良かったよ。そりゃもっと良いデ・ニーロは沢山あるけど良かったよ!

そういえば出オチのテイラー・スウィフトの退場の仕方がこの映画を象徴していた気がする。ブラックコメディに振り切れるわけでもなく、スリリングになるわけでもなく…温かった。
ベルベー

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