このレビューはネタバレを含みます
ジョージミラー監督はそういう映画の人だよねって感じ
シンプルで本能に語りかけるテンションの高い前作が異質ではあった。
今回はもう少し俯瞰した視線で章立てで物語を語っていくスタイル。
言うなればフュリオサの地獄めぐり。フュリオサの主観というよりは、一歩引いていて、寓話らしく話が進行する。
連れ去られていくところの砂丘のアクション、めちゃいい。緑の大地を知られないために鉄馬の女が必死に追いかけて、暗殺を図ろうとする。
バイクの部品交換をしたり、タンクローリーを組み立てて作ったり。そうそう、この感じ。
もっと露悪的な被害をフュリオサが受けてるかと思いきや、そうではないのも良かったのかも。体制自体に問題があるってこと。批判。イモータンジョーもそれ。
リクタスが全然覚えてないフュリオサ
クリヘムが痙攣するところも面白い。医者ならではのやつ。
最後は木になる。りんごのフリがしっかり効いてくる。
ヒストリーマンが語る〆。これもすごくミラー的であり、マッドマックス的である
◯ビジュアルが最高
タコみたいになるウォータンク
弾丸の波に飲み込まれるディメンター
色味、赤と緑
◯ジャックとマックス
失った星図のフュリオサ。次のタイミングでマックスは地図を持ってて、ある意味、無くしたものを再び持ってきたのがマックス
2つ口のショットガンを受け取ったりするところ
緑の信号
明らかに生き写しかのような設定、フォルム
◯イモータンとの因縁問題
構造自体を叩いてる