ゆり

マッドマックス:フュリオサのゆりのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

要素てんこもり。
これまでの作品よりも中身があるように感じた。
作品全体から、常にフュリオサの憎しみとその静かな熱量が凄く伝わってきた。 
言葉はほとんどないのに眼力や仕草で感情がヒシヒシと伝わってくるから凄い。

フュリオサがとにかくかっこよかった。
その母親も。
幼くても一人で大の大人に抗う度胸、男性相手でも少しも引かない強さと器用さ、そして大切な人を見捨てられない人間らしさ。
とてもかっこよく、見れば見るほどフュリオサという人物に惹かれていった。

ジャックとフュリオサの額をくっつけるシーンはと胸にくるものがあった。
あと小さい頃のフュリオサと大人のフュリオサが同一人物をCGで加工した?ってレベルでナチュラルに入れ替わってて驚いた。

アクションシーンのカメラワークは早回しするところが凄く多くて、そのワンパターンさに途中から少し飽きてきてしまった。
ただそのアクションの流れは綺麗で見ていて気持ちよかった。次の出来事が起きるまでの人や物の動きがとても滑らかで詰まる所がなかった。

あと、2とかでも思ったけど、やっぱり構図作りが上手いと思う。
良い画が凄く多かった。分析したい。

(あとスコープで覗いてるシーンはあとでリファレンのため確認)
ゆり

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