今年入ってすぐくらいからずっと楽しみだった本作。
楽しみすぎて有給取って観に行きました。
めっっっちゃ良かったです。
バイオレンス加減はシリーズ随一かと。
どんな強者でも、敗北してしまえば弱者と同じように踏み躙られてしまうという闘争社会の残酷さが強く表現されてた。
フュリオサの周りにも強い者たちはいたけど、それでもあっけなく殺されて行く...
が。失い続ける絶望の中で、それでも怒りを力に変えて立ち上がり続けるフュリオサ。
まじカッコ良すぎ
ディメンタスもトチ狂った世紀末の道化師って感じで存在感すごかった。彼の人生にもきっと壮絶なものであったに違いない。
ジャックやフュリ母もすごく良かった。けどジャックに関しては、もう少しフュリオサとの絡みが欲しかったような気もする。
アニャと子役女優の雰囲気(というか顔立ちも)がめちゃめちゃ似てて、時の流れが凄く自然に演出されてた。
これほんとすごいと思った
それと、あるシーンでウィリアム・ウォーターハウスの絵画「ヒュラスとニンフたち」が登場してびっくり。
画集を持ってるくらい好きな画家なので、しばらく思考をそっちに持って行かれてしまった😅
あれはディメンタスの運命を暗示するメタファーか何かだったのか...?うーん。
何度も観て、ゆっくり咀嚼したい作品だと思いました。
すごく味わい深い作品。
2024/05/31(金) IMAX
2024/06/02(日) Dolby Cinema
