序盤はなんとなく長く感じた。丁寧と言えば丁寧。ディメンタスの普通っぽさや間抜けさのせいでフュリオサが片腕を失うエピソードもこんなやつのせいで?って。ディメンタスも家族を失った設定だったけどそのせいか完全な悪になりきれていないような印象を受けた。
ディメンタスかジョーどっちの下につきたい?一瞬考えたらジョーの方がマシじゃないかと思えてくるが狂ったもん勝ち。ごちゃごちゃ言ってないで爆音と派手なカーチェイスで湧いてたい。
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの“ヒュラスとニンフたち”の引用が興味を引いた。水と女たち。やばい車たちもそれぞれが生き物みたいにかっこよくて、あのシーンこのシーンはどんなテクニックで撮ってるのか気になった。デス・ロードへの繋ぎもロングミックスでジョージ・ミラー監督もしかしたらDJやっても天才だろうなと思った。