必要悪

マッドマックス:フュリオサの必要悪のレビュー・感想・評価

4.4
一人でBD鑑賞。

マッドマックスは
怒りのデスロード→マッドマックス1、2,3
という順で見た人間です。

怒りのデスロードのフュリオサを主人公にした映画。
いやぁ、シャーリーズ・セロンがすさまじすぎて、
正直この映画でどこぞの若い女の子がフュリオサを
演じても、面白くないだろ・・・


ところが!?

めちゃくちゃすげえ!!!

ってな映画です。
なめてた人、まずは見てみよう。

そしてぜひBDで借りてメイキングを見よう。

え、この人のどこがフュリオサなの?
めちゃくちゃきれいで華奢で芯のある女子大生やん!
って思う。

ここからはメイキングのネタバレになるので
もしご覧になりたい人はお気をつけてほしいのですが・・・



この映画は「監督と役者」の話し合いでできた映画みたいで、
主人公たちと監督が意見をぶつけ合ってるシーンが
メイキングで見れます。
その様子が本当にすごくて、日本のダメ会社である
トップダウンオンリー。「返事はハイかYesか」
のような形では全くない。

その様子がすごく心打たれた。
主人公と敵キャラがどういう背景で
どういうポリシー、感情でお互いをぶつけ合ってたか、
というのがメイキングが読み取れます。

そして、主人公のアニャさん(?)、この映画で初めて見たけど
すごい存在感。
透明かつ眼力のある俳優さん。
今後もぜひ活躍してほしい。

日本のアイドル崩れがしょーもないサスペンス映画に出てるのとは
まったくインパクトが違います。

そして悪役のクリス・ヘムズワースもすごい存在感。
全然負けてないよ。
次回作はディメンタス将軍、で作ればいいと思うくらい。

そんな映画でした。
必要悪

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