イタリアは失踪者が多いということを某ドラマで知ったけどフランスも多いのか。
突然妻が消え、遺体も出てこない、証拠もない状態で殺人犯と疑われてしまった夫。警察の杜撰な捜査、マスコミの印象操作…。
にしてもなぜ身内でもないノラがここまでこの事件にのめり込むのかわからなくて。接点といえば息子の家庭教師の家の話であること、一審の陪審員だったということだけ。何か裏があるのか?と思ってしまった。
250時間にも及ぶ通話記録の書き起こしを頼まれたノラ。この通話記録が一審では採用されなかったというのも不思議だけど、なんで通話記録があるのかも謎…。調べていくうちに愛人が真犯人だと確信するノラ。観ているこっちもそう思ったけど、弁護士の言葉にハッとする。
弁護士の最終弁論が見所だと思う。熱のこもった必死の訴えは迫力があった。ノラの行動にブレーキをかけた弁護士デュポン、実在する人物で現在はフランスの法務大臣らしい。