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ある人質 生還までの398日の817のレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
4.8
このような話、日本人だと報道でしか知らないし、自分から情報を取りに行かないとよくわからないことも多いと思う。

人質=お金
その価値がなくなれば殺すということをリアルに理解させられた。

助け出してもらえるということは、何らかの交渉(お金)がうまくいったと考えて正しいのかな。
デンマークは、断固として冷静に、相談には乗るが関わらないという前提を貫くところもまた..観ている側に訴えかけられているよう。

シリア側での恐怖と、デンマークの家族の悲しみや必死さ。
胸が締め付けられて、鳥肌と涙が止まらなかった。
それにしてもなぜあんなに憎悪の感情が宿るのだろうか。
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