ある人質 生還までの398日の作品情報・感想・評価・動画配信

「ある人質 生還までの398日」に投稿された感想・評価

ISに拘束されたデンマークの写真家。
デンマーク政府はテロリストとは交渉しない方針により家族が奔走する。

この作品を見て人質救出の専門家がいる事を知る。

ジェームズ・フォーリー氏が連行されてきた時点であぁ...。となる。
ニュースで見た人やん、と。

オレンジ色の服、要求などを書いたものを持たされ写真に撮られるところ、なんか言わされながら動画を撮られるところ。
ネットにあげられている処刑動画ほどではなかったがこの後の事がわかるのでしんどい。

国によって方針は違うし、人それぞれ考えもあるので正解はわからない。
澪標

澪標の感想・評価

3.5
私の想像力は、この映画のどれくらいを理解できるだろうと観ながらずっと思っていた。
まともじゃないと一蹴すれば容易いが、紐解いて見て聞いて知っていく丁寧で途方もない作業が、人間にはどうしてもできない。
記録。
ぼくは、生きて帰れるのか?

ISの人質となったデンマーク人写真家の実話を元にした作品。監督に名を連ねるのは『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ。

写真家の名前はダニエル・リュー。

“写真で「戦争の中の日常」を伝えたい”
そう志した彼は内戦中のシリア(の非戦闘地域)で拉致され、ISの人質になってしまいます。

これはもう圧倒的な絶望感。
ご存知、黒の目出し帽の人たちのアジトに監禁されて肉体的/精神的に拷問されるんだから。演者の迫真さがその壮絶さを伝えます。

一度逃げ出しても一般人に通報されてまた捕まるあたり、彼らが単なるテロリストを超えたコミュニティを築いている事が分かって恐ろしい…

この映画ではダニエルの監禁の様子と、彼の家族が人質交渉人と連携して解放に向けて動く様子が交互に描かれています。

ISが提示する解放の条件は身代金。途轍も無い大金です。デンマーク政府は要求には応じず支援もしないスタンスで、その負担は家族にそのままのしかかってくるのです。

まぁぶっちゃけダニエルは助かるんです。
(邦題がネタバレしてるから許してね)

それを知ってても緊張や焦燥を駆られて目が離せない。単なる「助かって良かった」で終わらせない苦々しさもあって、色々考えさせられる構成に唸らされます。

目に映るのは卑劣かつ無慈悲な現実。
それでも観て良かったと思える素晴らしい作品に出逢えました。
みい

みいの感想・評価

5.0
リアル過ぎてイタイタしい場面が多い。
内容は良かったので5評価で、。
泣けた。
高額な身代金をテロリストに払うことは、テロリストを手助けすることになるが、人質の家族にしたら、身内の命よりも大切なものはないのだと、痛感した。

「ア」から始まる名前の人が多すぎて混乱した。
身代金の金額がドルやらユーロやらクローネやら、統一されておらずその高額さを想像しにくかった。
Reiko

Reikoの感想・評価

5.0
これは実話。

2015年に日本人も拘束されて殺害されたニュースを見て、なんでこんな危ないところに、危ないって知ってて行くんだろうと思ってた。
私なら行かない。

ダニエルは、鋼の精神力。解放された後も、想像出来ない位、大変な事あるだろうな。

この平和ボケの日本だけど、こんな恐ろしい事がまだ今もあるなんて、恐ろし過ぎる。
ちょっとテイストは違うかもだけど「それでも夜は明ける」のようなひょんなことから理不尽な目にあう人間がどうやってそこから抜き出せたかという面では似てたかなー
以前に比べるとISの話題もほとんど聞かなくなったがこんな非人道的なことが遠く離れた場所では起こっていたんだと知った
yab

yabの感想・評価

4.3
米国人の考え方って、長い年月西部劇等を観てきて、ある程度わかってきているけど、西洋人の考え方は分からない。多分彼らが付き合っている中東人については更に分からない。こんな状態でこれから日本は世界の中で生きて行けるのだろうか?キリストなのか、イスラムなのか?ここにはまともな宗教も何もない。
何にしても長い人質生活だと思う。こんな非条理な状態だったら、生きている事自体が苦痛でしかない。
でも、今でも国境ごとにこんな問題が解決されずにいると考えるだけで辛くなる。
この映画は余りにもリアル過ぎると思う。辛い映画だ。
特にロシアのウクライナ侵攻時の今では、この様な話しが日常茶飯事に行われていると思うと、何もできない自分が辛い。
レビュー見ると同情する擁護派が多いみたいね。
実際の日本人の時は自己責任の批判的意見が多かったと思うんだけど

世界で起こっていることを当事者意識を持って考えるのは理想であって、実際の家族だから必死になるけどこの家族も知り合いが同じ状況でもここまで親身にはならないはず。
怒りの矛先を政府にするやり方も卑劣だけど、兵士を殺人者にしたのは不用意に近付いたジャーナリストたちだとも言えるんじゃないかな?

疲弊して殺気立っている被災者の中に観光気分で行ったボランティアがキレられるくらいに無意識に逆撫でしてる。
悲惨な現状を知ってもらうには…そうは言ってもあくまで第3者的な撮影者としてで自分が登場人物になるとは思っていない

その無神経さもどうかと思うけど、自分の安全確保した上でじゃないとこんなに迷惑と心配かけたら意義ある一枚を撮ったとしても称賛されるのかな。
yu

yuの感想・評価

4.2
国民幸福度トップのデンマーク.
肝心な時には国民への情けも何もないのか.

今作のような惨事があっても政府が方針を変えていないのは驚き.
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