タクマ

ある人質 生還までの398日のタクマのレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
3.8
見たで。
ISの人質になった写真家と彼を助ける為に奔走する家族の実話。
辛く、生々しく、とても重い。拷問に処刑…自分達が崇拝する神の為に凶行を行うISの恐ろしさ、テロリストには屈しない国の方針と家族の葛藤、そんな中でも迫り続ける命の期限…自分には想像もできない世界の話しに言葉を無くす。
僕がもし人質になったらいくら金を払っても良い絶対に死にたくないと思うだろう。でもそれをやると多くの命が犠牲になるきっかけができてしまう。けしてハッピーエンドではないラストに世界中の紛争地域でいきる人々の辛い現実を見た。過激派による誘拐事件や命を踏みにじる身代金ビジネスが世界中からなくなる事を心から願う。
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