りた

セブンのりたのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.5


何も良い思いをしない作品(大絶賛)


胸が苦しめられる描写はそれはそれはリアル。犯人は七つの大罪に沿って犯行をしベテラン刑事のサマセットとミルズを翻弄する。
とても口では語れない殺人現場におぞましさを感じる。サマセットの人生において一番過酷で苦しい一週間だったに違いない。

サマセットとミルズは物語が進むにつれて良き相棒、友人となっていった訳だけど..ラストの展開が辛いだけあって、何とも言葉を濁してしまいたくなる衝撃さだよ、辛。

7番目の回収は決して気持ち良いものではないけれど、まんまとジョンに陥れられた気分..胸糞だよ、褒めてるよ。

古めの作品だけど、今観ても素晴らしい内容だしDVDまで持ってる程観返したくなる、フィクションだけれど忘れてはいけない猟奇殺人作品の一つだと思う。


こんな街での子育てはやっぱり向いてない。
りた

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