ブラピ演じる若手刑事とモーガン・フリーマン演じるベテラン刑事のコンビが、7つの大罪になぞらえて犯行に及ぶ殺人鬼を追い詰めていくサスペンス作品。
殺人事件を題材としているので当然暗い雰囲気にはなるのだが、殺し方の残忍さや死体のグロさも相まって、かなりどんよりとした作風に仕上がっている(雨のシーンも多い)。
また予想を裏切らずに「そうはならないでくれよ」という結末に進んで行くので、正直後味の良い作品ではなく、万人にオススメは出来ないかなー。
まあとは言え、そういう部分があるからこそ異彩を放って記憶に残りやすいのかなとも思う。特に犯人とのドライブシーンは秀逸で、会話に惹き込まれてしまった。結末の予想はついてるのに不思議だわ。