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セブンのkensuzukiのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.9
【よかったところ】
・「好きな映画監督は?」と聞かれたら迷わずDavid Fincherと答える私ですが、今作は高校生の時に観たきりだったので約10年ぶりの再見。94年生まれの私にとって、95年公開の今作は勿論後追いであり(ちなみにリアルタイムで観たのは『The Curious Case of Benjamin Button』か『The Social Network』が最初)、初めて観た時はずっと暗いし雨降ってるし後味悪いしで、そこまでハマらなかった。けれども現在改めて観ると、127分という時間でコンパクトかつソリッドにこの内容がまとめられていることに脱帽した。同様の題材である『Mindhunter』が1h ×10エピソード(×2シーズン)でのストーリーテリングだということを鑑みても、『Seven』の完成度の高さに改めて気づいたのでした。

【Not for meなところ】
・基本的には勿論文句なしだけれど、やっぱりDavid Fincherの劇伴といえばTrent Reznor & Atticus RossのNINコンビなので、それがないのはちょっと寂しい…
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