初監督作品の『エイリアン3』が盛大にズッコケたデヴィッド・フィンチャーを一躍人気監督まで押し上げた傑作サスペンス映画。退職まで残り1週間と迫ったベテラン刑事・サマセットと新人刑事ミルズが「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件に挑む……。
～wikipediaから引用～
カイル・クーパーが担当したオープニング・クレジットは公開当時、映画本編と同様に大変な評判となり、日本のテレビドラマやバラエティ番組のオープニング・クレジットに数多く模倣された。
……っておい！BS放送版で視聴したけど、OPカットされてたぞ！！担当者出てこい！
まあそんな訳でOPに関してはYoutubeで後々視聴しましたが、何でしょうか全体的に今作がサスペンス映画のパイオニア、後々のサスペンス映画というジャンルに於いて著しい影響を与えた作品だと感じましたね。特に昔少し観たドラマ――『ストロベリーナイト』や『LADY』――なんかは明らかに雰囲気が似ていますし、最初の被害者の自宅とか完全にホラー洋ゲ―チックでした。既存の引用に準えて殺人を行うという点では昔好きだった『金田一少年の事件簿』を思い出したりも……。
まあ終わり方自体は、元々の前評判で今作がハッピーエンドとバッドエンドのどっちに振り切ってるのかを既に知っていた為、其処まで強烈な印象が残った訳ではありませんが、やっぱり見事な(?)終わり方だったと思います。既に存在する「七つの大罪」というテーマを違和感無く組み込んだ脚本もお見事と云う他ありませんし、一つ一つの事象が全て他作品に追従を許さないぶっ飛んだ描写に彩られていました。流石名作誉れ高い作品。
雑記:最近朝4時に寝て昼の12~14時に起きる生活が続いてるのですが、これを「SLOTH（怠惰）」と言わずして何と言う……。
