ダウナーな気分になれる映画の頂点。
もし、人生に悩んでいる人が周りにいるのなら、この映画は勧めちゃいけない笑
【ネタバレしないあらすじ】
前代未聞の難事件に 二人の刑事、ブラピとモーガン・フリーマンが挑む!
再鑑賞レビュー!
フィンチャー監督作は全部観たわけでも無いけど、監督始めてほぼ初っ端から こんなド傑作 撮ってるの凄すぎるっっ。
初期作でド傑作といえば、「この男、凶暴につき」も 刑事モノだったな、、
(それに若干、作品たとしての性質も似てるような)
この映画、とにかく暗い。私には、この世の中で戦い続ける自信がありませんわ。
世の中は暗くて 反吐が出るほどクソだ。なぜなら、罪深い人間ばかりで はこびり、人々はそれを許してきたから。そして、自分もそんな人間の一人である。
そういった世界観のもと 繰り広げられる物語に明るさなんてっっ、、
明るい場面があっても、影が強調される演出がされるほど。
鬱系、ダーク系、胸糞系、、 ここらに惹かれる属性の方には バッチシ! というか、まずこれを観ねばならんのでは!
実際に観たことある気がしないでもないけど、近年の多数のサスペンスもの は "とりま"これを引用する とか笑
それくらい、好みはわかれるものの かなりメジャーな作品。
まあ少なくとも私はそう思ってる。認識がズレてるかもしれんけど笑
さらに少なくとも、例の"The Box"シーン が 独り歩き寸前(いや、もうしてるか?)でメチャクチャ語り草になっとるとは思う。
それを知る前に観れててホント良かった。
それありきの映画ってわけではないにしろ、それが有るか無いかで 評価が真逆には絶対なっていたかな、というほど。
ただ、ホントに それのためだけの映画ではない。
先述の通り、全編に渡って 鑑賞者に対する"ダウナー攻撃"が連発される。
もしあなたに 耐性が無ければ、例の場面で 耐えきれずオダブツになっちまうことでしょう!
例の場面は、単体では全く機能しない。だから仮に 未見者がその場面についてを知っていたとしても、映画序盤から観続け そこへたどり着いたら、 トンデモねぇ"感動"を味わうことになってしまうでしょう。
当然、何も知らずに観たら 鑑賞者に対する殺人未遂の罪でこの映画を起訴したくなる事でしょう! あるいは、マイオールタイムベストムービーの一つとして飾り立てたくなるか。