RIO

セブンのRIOのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.8
キリスト教の”七つの大罪”をモチーフにした連続猟奇殺人とその事件を追う刑事たちの苦悩を描いたサイコ・サスペンス・スリラー。

監督は、”完璧主義者”デヴィッド・フィンチャー。

ブラット・ピット、モーガン・フリーマン
、ケヴィン・スペイシー
この3人の演技は素晴らしく、特にケヴィン・スペイシーはさすがカメレオン俳優。
異様な存在感を放ってました。

デヴィッド・フィンチャーの持ち味でもあるのが、不気味で居心地の悪い雰囲気と緊張感。
それがふんだんに漂っていました。
散りばめられた伏線が徐々に回収されていき、次々と謎が明らかになっていく…
そして、開いた口が塞がらないほど衝撃的なラスト。おそらく今まで観た中で一番後味の悪い結末だと思います。
あの狂気じみたラストシーンは今でも忘れません。

素晴らしい演技の数々
先の読めないストーリー展開
欠点の見当たらない素晴らしい脚本
狂気じみた衝撃的なラスト
などなど、
ほぼ完璧なフィンチャー最高傑作を作り上げた素晴らしい要素たち。

まさに後世に語り継ぐべき名作。
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