なちここ

セブンのなちここのネタバレレビュー・内容・結末

セブン(1995年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ダークな作品と映像大好きな方にはめちゃめちゃに刺さると思う。文句なしに面白いと思える作品。

オープニングから溢れる唯ならない鬱憤とした雰囲気と緊張感。
そしてその期待を裏切らない猟奇的殺人の凄惨さ!

七つの大罪をモチーフにした連続殺人とか面白くない訳がないやろ... と思いながら見てたけど凄惨で悲惨、モチーフとなる殺しの抉さに心踊りました。なんか猟奇殺人とか絶対に現実ではアカンけどフィクションだとこうエグいほどね...

犯人を裁いてるはずが、己もまた人々の罪の1つだった。 センス良すぎ!!!
生きてる普通の人間の罪の話もメッセージ性ある。

悲痛なブラピの演技も良かった。あと1番キマってたのは肉欲の男だよね。あの現場絶対にエグい。
全部の現場のシーンとか経緯もっと掘り下げて欲しかったのは怖いもの見たさです。

もうこの結末は見えていて、後は抗うか、7つの罪の1つになるかだったんだけど。
身篭った奥さん殺されるこれ以上の憤怒があるか? いや、ないでしょ...

脚本のセンス、映像のセンス、音楽のセンスが最高によい。
ワンカットのシーンが鬱憤とした街の雰囲気出て美しい。

最高に好みでした。
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