セブンのまめもやしのネタバレレビュー・内容・結末

物語のテンポ、緊張感、そして作品全体を通しての映像の薄暗さが不気味な雰囲気を醸し出していてストーリーとマッチしているのは秀逸。

はっきり言って後味の悪い映画ではある。犯人が企てた7つの大罪にもとずく残忍な殺害ゲーム。ブラピは妻を惨殺された挙句に犯人を殺さずにはいられなくなる。犯人は自分の犯罪を償うこともなく自らの死をもってゲームを完成させる。これは救いようがない。たとえブラピがどんな判断をしようとも勝ち目はないのだから・・・。

後味は悪いが見るべきだと思う。ヘミングウェイの言う、人生に戦う価値があると信じて。