荒野の森くま

素っ飛び笠の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

素っ飛び笠(1958年製作の映画)
3.6
名人級の腕前で吹矢の猪之助の異名を持つ旅人(東千代之介)は実は大身旗本の落胤で家来2人に追いかけられてるうちに、姉御肌の姐さんや美人姉妹や松島トモ子 島倉千代子に付きまとわれ、はたまた人殺しの汚名を着せられ悪いヤクザからも良いヤクザからも命を狙われるというスクラップステック風ロードムービー時代劇。

ある宿場町を歩いていくと登場人物全員がそれぞれの宿屋の窓から「猪さんだ」「見つけた」と顔を出すシーンが面白い。

1958年1月22日公開 モノクロ 東映スコープ