序盤は死ぬほどイライラ、後半にかけて目が離せない作品。自分なら決して他所の肌の色さえ違うどこの子かも分からない人間と一緒に住むなんて無理だけど引き受ける心の広さがすごいなと。
▼登場人物全員が温かい
とにかくグレまくったモモは売人もやるし窃盗をしたり、なんでもやるが周りの人がとにかく温かい。その優しさがモモに影響を与えてモモ自体も後半につれて成長をして優しくなったのかも。
自分はグレたことがなかったけど従兄弟がとにかく昔はグレていて、少しずつ優しくなっていったことを思い出した。
▼認知症の破壊力
あれだけ毎日一緒にいたのに、認知症を患って「どなた?」と言われたときの破壊力はガチ。
自分の場合はまだおばあちゃんが存命で、認知症(いわゆるボケ)が軽い感じだけど、もし自分がモモの立場だったら言葉がでないであろう。
おばあちゃん子だった人はぜひ見て欲しい。なんだか人に優しくなれる作品だった。