Fernweh

これからの人生のFernwehのネタバレレビュー・内容・結末

これからの人生(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

血の繋がりのない人たちの集まり。行く宛のない子を預かっている女性。年齢も出生も親もバラバラ。それでも一緒に生きてる。それだけですごいね、すごくよい。

「歳をとると共同生活は難しいんだ」
は妙に沁みてしまった。

次第に元より賢く優しいけど素直じゃないモモが自然とローザを守ろうとする様子、年下二人の兄のようであろうとする様子。人の信頼を集める様子。

「希望を失った時に良いことが起こる」
「すべてはつながっている。
特に善と悪は。」
(レミゼラブルより)

ミモザを贈るモモは天使。とっても強い良い子。約束を果たして立派で、看取ってくれたことローザは喜んでる。ヨーゼフ・メンゲレのせいだったのだろうか。何があったかが伝わらなくても、目の前の人を大切に扱うことはできると、力強いモモの生き様に思った。
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